自転車の外装変速と内装変速の違いって何??

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自転車には変速するためのギヤが付いていますが大きく分けると2種類に分かれます。
外装ギヤと内装ギヤの2種類で構造が違うためそれぞれ特徴があります。
今回は外装変速と内装変速の違いについて説明します!!

自転車の変速に違いってあったんだね〜

外装変速と内装変速それぞれの特徴を解説していくよ!

目次

外装変速・内装変速とは??

変速機写真
ブリヂストンサイクルHPより引用

外装変速

外装変速は変速ギヤがむき出しになっていてギヤの歯数分だけ(6段など)変速することができます。
一般的に変速といえば外装をイメージする人が多いと思います。内装変速より変速の幅が広いので地形に合わせて細かく変速することができます。

内装変速

内装変速は変速のギヤが1枚で後輪のハブの内部で変速を行います。
一般的なチェーンの自転車では内装3段式がほとんどなので3段階の変速ができます。
外装のように何枚も重なったギヤを移動して変速するのではなく、ハブ内部で変速するためチェーンが外れることがありません。

外装変速と内装変速で見た目が全く違うんだね!

見た目が明らかに違うからわかりやすいよ!

外装変速・内装変速のメリットデメリット

外装変速のメリット・デメリット

外装変速
メリット
デメリット
  • 変速段数が多い
  • 軽量
  • メンテナンスしやすい
  • 価格が安い
  • チェーンが外れることがある
  • こまめにメンテナンスが必要
  • 停止中に変速できない
  • 変速時に音が鳴る

内装変速のメリット・デメリット

内装変速
シマノHPより
メリット
デメリット
  • チェーンが外れることがない
  • メンテナンスがほぼ必要ない
  • 停止して変速できる
  • 変速時の音が静か
  • 変速段数が少ない
  • 重い
  • 価格が高い

外装変速・内装変速どっちがおすすめ?

自転車

外装変速がおすすめな人(外装6段)

一般的な外装変速がおすすめな人は「価格を抑えて変速を多用し、スポーティーな走りがしたい人」です!
外装変速はホームセンターなどが主力商品として販売している場合があり、内装変速に比べて価格が安いです。また、変速段数が多いのでこまめに変速をする人にはおすすめです。
ギヤがむき出しになっているので定期的に注油をする必要があります。

内装変速がおすすめな人(内装3段)

内装変速がおすすめな人は「通勤・通学で毎日使用するが、長期間メンテナンスをしたくない人」です!
内装変速は変速が内部にあり、自転車が転倒しても変速機がむき出しではないのでダメージを受けにくい構造になっています。さらに変速機に水や泥・ホコリが入りにくく、外装変速に比べメンテナンスの頻度は少ないです。
また、チェーンが外れることがないので通勤・通学時のトラブルが少ないのも大きなメリットです。
※タイヤに空気を入れるなどのメンテナンスは必要です。

通勤・通学には「内装変速×ベルトドライブ」がおすすめ!!

ベルトドライブ
丸石サイクルHPより

チェーン自転車の内装変速と比べるとさらに金額が上がりますが通勤・通学で耐久性やメンテナンスフリーを優先するのであればベルトドライブの自転車をおすすめします!!
内装変速とベルトドライブは相性が良くベルトはチェーンのように注油が必要ないので毎日通勤・通学で使用する自転車をメンテナンスフリーで長く使うことができます。
ベルトドライブの自転車は初期コストとしては購入金額がチェーンの自転車より高いですが耐久性などで見ると長い期間乗ることができるので検討してみるのもいいかもしれません。

外装変速・内装変速まとめ

  • 外装変速の構造はギヤがむき出しで歯数が多く、内装変速はハブの内部で変速する構造
  • 外装変速がおすすめな人は「価格を抑えて変速を多用し、スポーティーな走りがしたい人」
  • 内装変速がおすすめな人は「通勤・通学で毎日使用するが、長期間メンテナンスをしたくない人」
  • 通勤、通学には内装変速×ベルトドライブがいい

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この記事を書いた人

30代リーマンのachahiです
自転車技士・安全整備士資格保有
自転車業界で働いている業界人として自転車関連の役立つ情報を発信していきます!

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