【義務化の流れ】自転車保険の必要性について

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自転車保険の必要性

自転車保険の加入を義務化する自治体が増えてくる中、自転車保険の必要性について解説します!

目次

自転車保険義務化が進む背景

自転車事故によって高額な賠償金を請求されるケースが後を絶たないから

自転車は子供からお年寄りまで手軽に乗れる便利な移動手段ですが、近年自転車による事故で加害者が数千万円の損害賠償を請求されるケースも増えており、自転車保険によって”被害者の保護”と”加害者の経済的負担を軽減”するために自治体が自転車保険の加入を促進しています。

高額な賠償金が請求された事例

賠償額9,521万円(神戸地方裁判所 2013年7月4日判決)
11歳の男子小学生が夜間、帰宅中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の62歳女性と正面衝突した。女性は頭蓋骨骨折などを負い、意識が戻らない状態となった。

賠償額4,746万円(東京地方裁判所2014年1月28日判決)
男性が昼間、赤信号を無視して交差点を直進、青信号で横断歩道を横断中の75歳女性に衝突した。女性は脳挫傷などを負い5日後に死亡。

このように自転車事故によって高額な賠償金が請求されるケースがあり、手軽に乗れる自転車ですがいつ加害者になるかわからない程危険と隣り合わせとも言える状況となっています。

どの地域で義務化されているの?

2015年10月に兵庫県で義務化されて以降、全国の自治体で義務化の流れが広がっています。
今後も義務化にする自治体は増えていく可能性が高いです。

義務化エリア

au損保HPより

https://www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/obligation/

かなりの自治体で義務化されているんだね〜

自分を守るためにも自転車保険には入ったほうがいいね

義務化の自治体で入らなかったらどうなるの?

事故

現在のところ、罰則などはなく”努力義務”となっています。
罰則がないからといってなにもしないのではなく、万が一に備えて自転車保険には義務化の自治体かどうかにかかわらず加入を検討するようにしましょう。

保険の種類について

自動車保険の「個人賠償責任特約」でカバー

例えば、「ソニー損保」の”個人賠償特約”では自転車の加害事故も補償されるため、自治体の自転車保険加入義務の条件を満たすことになります。
金額は車の保険に追加で年間1,330円なので月に直すと110円の負担で1事故につき最大3億円の補償となり、かなり安い保険料で加入することができます。

TSマーク

TSマーク

TSマークとは自転車安全整備士が点検・確認した自転車に貼付けされるもので、このマークには傷害保険と賠償責任保険、被害者見舞金(赤色TSマークのみ)が付いています。
保険の有効期間は1年間で赤色TSマークの場合は賠償責任補償が1億円ついています。
有効期間が過ぎる前に点検整備をして更新が必要なので注意しないといけませんが同時に点検によって自転車の状態も確認してくれるので安心です。(有償)
自転車購入の際は同時にTSマーク加入もおすすめです!

単独の自転車保険

au損保の自転車保険など自転車保険単独で加入することもできます。
例えばau損保の自転車保険なら月額340円〜加入でき、補償額も2億円で示談代行サービスやトラブル時に自転車を50kmまで無料搬送のロードサービスなどがあります。

まとめ

自転車利用者にとって安心して自転車に乗ることのできる自転車保険は、必須と言っても過言ではありません。
自転車保険の義務化は今後も全国の自治体で広がることが確実で、いつ加害者になるかわからない自転車事故の賠償から自分と相手を守るためにも、自転車事故に関する賠償ができる保険には必ず入っておきましょう!!

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この記事を書いた人

30代リーマンのachahiです
自転車技士・安全整備士資格保有
自転車業界で働いている業界人として自転車関連の役立つ情報を発信していきます!

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