【赤切符】自転車の取り締まり強化の4つの行為とは??

本サイトはアフェリエイト広告を利用しています。

取締強化

近年増加傾向にある自転車の”悪質な運転”による交通事故を減らそうと警視庁は「信号無視」「一時不停止」「右側通行」「徐行せず歩道走行」の4つの行為の取り締まりを強化し、悪質な場合には赤切符(交通切符)で積極的な取り締まりをスタートさせました。

自転車の取り締まり強化ってすぐに赤切符を切られるのかなぁ??

実際には赤切符を切られることはほとんどないと思うけど
交通ルールを守っているか注意されることが多くなるよ

目次

取り締まり強化の4つの行為

自転車の交通違反のすべてを取り締まるのは難しいので警視庁は下図の4つの行為を重点的に取り締まるようです。

主な交通違反
東京新聞WEBより

テレビや新聞のニュースでも大きく取り上げられてわかりやすく解説されています。

信号無視

自動車に乗ると当たり前に信号を守ると思いますが自転車だと車や歩行者がいないのを確認して道路を渡っている人もいるのではないでしょうか。
また、注意しないといけないのは自転車は歩行者の信号ではなく、自動車の信号に従わなければなりません。
信号無視の意識がなくても信号無視をしてしまっていることがあるので注意が必要です!

一時不停止

一時停止の標識がある場合、必ず停止して左右を確認して安全であれば進むことができます。
一時停止であるにもかかわらず停止せず直進するのは非常に危険です。一歩間違えれば大事故につながるので一時停止は絶対に守りましょう!

右側通行

自転車は車道の左側通行が原則のルールです。
右側通行していると自動車はもちろん、左側通行をしている自転車と正面衝突してしまう可能性もあります。
やむを得ない場合を除いて車道の左側を通行しましょう。

徐行せず歩道通行

自転車は基本的に歩道を通行してはいけません。
歩道通行できる場合は「自転車歩道通行可の標識や表示がある」「運転者が児童・幼児・70歳以上の者又は車道通行に支障がある身体障害がある者」「車道の状況によって通行の安全を確保するためにやむを得ない場合」のみです。
その条件を満たして歩道を通行する際に歩行者がいるのに徐行しないと違反となります。

なんとなくやってしまいがちな違反だね〜

これからは特に注意しないといけないよ

自転車取り締まり強化の背景

危険

警視庁の発表資料によると都内で交通事故全体に占める自転車が関わった事故の割合はなんと43.6%となっています。

データ
警視庁HPより

また、自転車事故の件数も2020年には11,443件だったのが2021年には13,332件前年と比べても1,889件増加しています。

このように自転車事故の割合・件数は増加傾向にあり、自転車が原因の事故を減らせば全体の交通事故を減らすことができる為、自転車の交通違反を取り締まることで危険な運転を減らし、事故の減少につなげる狙いがあると考えます。

コロナ禍で密を避ける移動手段として自転車通勤などが人気となり、自転車に乗る人が増加したのも一因と思われます。

自転車の関わる事故ってこんなに多いんだね〜

自転車は気軽に乗れるけど危険な運転が多いんだよ!!

これも違反??意外と知らない自転車の違反

自転車の違反

自転車は通勤・通学・買い物など日常に欠かせない移動手段ですが無意識のうちに交通ルールの違反をしているかもしれません。
ここでは自転車でやってしまいがちな交通ルールを紹介します。

夜間ライト点灯

自転車は夜間ライトを点灯しなければいけません。
ライトを点灯せずに走行するのは違反になるだけでなくスピードがでている中で歩行者に認知されずにいるとかなり危険です。
自分の存在を知らせるためにもライトの点け忘れのないよう気をつけましょう!

飲酒運転は禁止

一昔前は車は飲酒運転がダメだけど自転車は問題ないから飲み会は自転車でいく人が多かったようですが、自転車も飲酒運転は絶対にやめましょう。
酒に酔った状態で自転車を運転するのは明らかな危険運転です。
酒を飲んで交通事故を起こすと「酒酔い運転」として逮捕される可能性もあります。

並走は禁止

並進可の標識があれば2台まで並走可能ですがそのような標識はほとんどなく、並走はしないほうがいいでしょう。
歩道でも車道でも2台以上並ぶのは危険な上まわりに迷惑がかかるのでやめておきましょう。

踏切は一時停止

歩行者感覚だと踏切のバーが上がっている状態だと止まらず進めるという認識ですが自転車は「軽車両」なので車と同じくバーが上がっている状態でも一時停止が必要です。

知っているようで知らなかったことが多くあるね〜

何が違反になるか理解しといてね!

まとめ

今回の自転車違反の取締強化の記事のまとめです。

  • 「信号無視」「一時不停止」「右側通行」「徐行せず歩道走行」の4つの違反を取締強化する
  • 警視庁の発表による交通事故のうち自転車の関わる割合が43.6%もあり、事故を減らすために取り締まりを強化する
  • 夜間ライト点灯忘れなど、無意識のうちに違反する場合もあるのでルールの確認と注意が必要

自転車事故が増加する中、「自転車保険」の義務化も進んでいるので下記記事もぜひご覧ください!!

\ポチッと応援お願いします/

ブログランキング・にほんブログ村へ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代リーマンのachahiです
自転車技士・安全整備士資格保有
自転車業界で働いている業界人として自転車関連の役立つ情報を発信していきます!

コメント

コメントする

目次