自転車のヘルメットって何でもいいのかな??
自転車のヘルメットは安全基準を満たしたヘルメットを選ぶのが間違いないよ!!
なぜ安全基準を満たす必要があるのか?
自転車のヘルメット着用が努力義務化され、どんなヘルメットを選べばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?自転車のヘルメットには安全基準を満たしたヘルメットとそうでないヘルメットが存在します。
自転車のヘルメットは転倒した時に頭を守ってくれるとても大事なアイテムであり、その性能によって命に関わることもあるのでしっかりと安全基準に適合したヘルメットを選ぶ必要があります。
価格の安いヘルメットは1,000円前後からありますがこの価格帯だと安全基準など満たしていないのでおすすめすることはできません。
ただ、道路交通法にはヘルメットをかぶるようにとしか明記されていないのでどんなヘルメットでもかぶれば警察に止められることはありません。
道路交通法 第63条の11
第1項
自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。
第2項
自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
第3項
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
道路交通法としてはどんなヘルメットでもかぶればとりあえずオッケーなんだね
本来の目的である命を守ることを考えると安全基準はマストだよ!!
安全基準の種類
自転車用ヘルメットの安全基準は代表的なものが「SGマーク」「JCFマーク」「CEマーク」「CPSCマーク」の4つです。
各マークの特徴を紹介していきます。
SGマーク
SGマークは、一般財団法人製品安全協会が定める、安全基準・製品認証・事故賠償が一体となった世界的にも類を見ない制度です。
自転車用ヘルメットを使用した際、頭を保護する目的のため、衝撃吸収性能・あごひも引張り強度・脱げにくさなど使用条件に合わせた性能値をクリアしたヘルメットにSGマークがついています。
SGマークは競技用より一般自転車用ヘルメットについているケースが多いです。
【↓↓↓SGマークのついたヘルメット↓↓↓】
JCFマーク
JCFマークは公益財団法人 日本自転車競技連盟が公認・推奨するマークです。
自転車競技連盟の発行するマークなのでロードバイク用などの競技向けヘルメットについているマークとなります。
SGマーク同様、頭の衝撃を緩和するヘルメットの性能基準を満たしたヘルメットになります。
JCF公認マークは日本国内のJCF公認サイクルイベントでJCF公認シールが貼られたヘルメットを使用することが、義務付けられているので公認イベントに出場する可能性がある人は公認マークのヘルメットが必要になります。
安全面に関しては推奨マークでも問題ありません。
【↓↓↓JCFマークのついたヘルメット↓↓↓】
CEマーク
CEマークは、製品をEU加盟国へ輸出する際に、安全基準条件(使用者・消費者の健康と安全および共通利益の確保を守るための条件)を満たすことを証明するマークです。
自転車用ヘルメットの安全基準を制定していて、衝撃検査や摩擦、あご紐ストラップの強度検査などを行っています。
【↓↓↓CEマークのついたヘルメット↓↓↓】
CPSCマーク
アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)が制定する、アメリカで最も一般的な安全基準です。
ロードバイク利用時にかぶるヘルメットの多くが認証を受けています。
【↓↓↓CPSCマークのついたヘルメット↓↓↓】
結局どのマークがおすすめなんだろう??
どれも安全面で大差はないけど日本の基準で定めているSGマークとJCFマークがおすすめだよ!!
まとめ
- 自転車ヘルメットは命に関わるため安全基準を満たしたヘルメットを選ぶ必要がある
- 安全基準は主に「SGマーク」「JCFマーク」「CEマーク」「CPSCマーク」の4つ
- SGマークは一般自転車ヘルメット向け
- 日本基準のSGマークとJCFマークがおすすめ
みなさんも安全基準という視点でヘルメットを選んでみてください!!
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