【レビュー】ミノウラ振れ取り台の使用感を徹底レビュー!!

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ミノウラ振れ取り台

振れ取り台の中でも比較的安価で購入しやすいミノウラの振れ取り台について実際に使ってみた感想をお伝えします!

目次

ミノウラ振れ取り台(FT-1)とは

ミノウラ振れ取り台

株式会社箕浦より発売されている軽量でコストパフォーマンスに優れた振れ取り台です!!

振れ取り台っていろいろあるけどなにがいいのかな〜?
ミノウラのFT-1は何がいいの?

ミノウラの振れ取り台FT-1のおすすめポイントはズバリ・・・

・価格が安い(センタゲージとニップルレンチセットで1万円前後)
・重量が軽い
・折り畳めるので持ち運びに便利
・趣味で振れ取りをするには全く問題ない精度

振れ取り台にも様々な価格帯があり1万円弱〜5万円までと大きく価格が変わってきます。

自転車店で日々使うような振れ取り台は重量感のある精度の高いものを使っていますが趣味で振れ取り台を使用する程度なら実際に使ってみてもミノウラのFT-1で全く問題ないと感じます!

実際に振れを取ってみた

荒組した車輪を振れ取り台にセット

まずはただ組んだだけのゆるゆるの状態でホイールを振れ取り台にセットします

※ミノウラの取扱説明書には横振れは片側ずつのアームしか使用しないと書いてありますが面倒なので左右のアームを同時に使用できるようにします。
※振れの取り方はあくまで自己流なので参考程度に御覧ください。

均等にニップルを締めていく

バルブ穴を基準にスポークのネジ山が隠れる程度に均等にニップルを締めていき、これをすべてのスポークで1周繰り返します

フリー側(右側)を一定数締めていく

フリー側のみ3回転ずつ締めていきます(左側を飛ばすので1個飛ばしで締めていきます)
※車種やスポークの長さによって締め具合は変わってきますのでご注意ください

締め方

今回使用しているニップル回しはパークツールのニップル回しで手にフィットしてニップルを回しやすいのでかなりおすすめです!

フリーの反対側を一定数締めていく

今度はフリーの反対側(左側)を2回転締めていきます

締め方

再度フリー側を一定数締めていく

再びフリー側を2回転締めていきます
ここまで来るとフリー側の張力がしっかり張ってくるようになります

ここから横振れを取っていく

フリー側を締めているので写真のようにフリー側に寄っています
アームの下側の調整ノブを回してアームの幅を調整します
車輪を回して右側のアームに当たるところを優先してフリーの反対側を締めていきます

振れ取り

縦振れを取る

ある程度横振れを取った後に次は縦振れを取ります
縦振れ調整ノブを回して調整し、リムが当たるところ近辺のニップルを左右2本ずつ1/4回転締めます
これを繰り返して縦振れを取っていきます

振れ取り

再度横振れを取る

縦振れが取れたらまた横振れ調整ノブを動かして徐々にリムとアームの隙間を狭めて左右の横振れを取っていきます
車輪を回転させても左右の隙間が写真のように均等になってスポークの張力が張れていれば完成です!

振れ取り

使用してみた感想

実際に振れを取ってみて問題なく使えるミノウラFT-1の振れ取り台はかなりおすすめです!
個人の趣味で振れ取りをするにはコストパフォーマンス含めて抜群だと感じます!

カーボンリムなど高価なリムのためにアームの金属の爪をひっくり返して樹脂を接触するようにすればリムを傷つけずに振れ取りができます。


デメリットとしては重量が軽い分ホイールを回転させると振動で揺れてしまいますが数回転すると安定してきます。
また、最初ホイールを付けた時に振れの取れてセンターの出ているホイールをつけてもアームの幅が偏っていましたがネジを緩めて移動させると問題なく使えます。

プラスチック製である点や重量が軽く安定性に欠けるなど使用環境が自転車プロショップで毎日使う方にはおすすめできません。

まとめ

  • 価格が安い(センタゲージとニップルレンチセットで1万円前後)
  • 重量が軽い
  • 折り畳めるので持ち運びに便利
  • 趣味で振れ取りをするには全く問題ない精度

趣味で使う振れ取り台としてはミノウラのFT-1はベストだね!
軽くて持ち運び安いから自転車技士の試験にも適してるね!

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この記事を書いた人

30代リーマンのachahiです
自転車技士・安全整備士資格保有
自転車業界で働いている業界人として自転車関連の役立つ情報を発信していきます!

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